【海洋生物】マッコウクジラの特徴と生態!巨大な頭部や脳油とは
2023/11/28
歯のある生き物の中で世界最大生物であるマッコウクジラについて紹介していきます!
マッコウクジラは漢字表記では「抹香鯨」、別名「カカロット」とも言われています。
性別ごとに大きさと社会構造が全然違い、雄は全長14~18m以上、体重30~50トンにもなります。
過去の記録では、どこまで正確なのかは不明だが、21m 以上の記録も残っています。
主食はイカ類で、マッコウクジラの摂餌量は年間で9千万t〜2億2千8百万tと言われています。
この95%がイカだとすると、およそ8千万t〜2億tのイカがマッコウクジラに食べられ、それは世界中の年間漁獲量の30〜66倍にまで及びます。
ただ、マッコウクジラが食するイカは、主に中深層に生息するクラゲイカといった大型イカと考えられ、人間の食用にはならないものになります。
巨大な頭部が特徴的で、頭部に脳油(別称鯨蝋)と言う特殊な器官を備えているためです。
この器官に血流を送り込んで比重を変化させ、深海への潜水・浮上時のバラスト兼浮袋として使用しているようです。
潜水は長くても90分ほどで、潜れる深さは平均600m以上で、最大1,000mほど深海まで潜れるともされています。
ただ、どれくらい深いところまで潜れるかは不明な部分もあり、1,000m以上(3,000mくらい)潜れるのでは無いかという記録や見解も出ています。
脳油の温度を変化させることで比重を変え、潜水時に役立てているわけですが、超音波は極限まで絞ることでダイオウイカを遠距離から麻痺させる威力の音波砲(正式名称ソニック・ビーム)を出せるというチート生物でもあります。
この超音波は会話にも使われ、「自分はどこの群れ出身の○○」など、自らの名前も伝えることができるとされています。
しかも、マッコウクジラにも人間と同じように方言もあるんだとか!笑
また、一緒に泳いでいる人間が妊娠しているかどうか、性別まで含めたお腹の赤ちゃんの様子もわかるとの説もあるくらい優れた器官を備えている生き物です。
以上、チート生物のマッコウクジラについての記事でした!
次回もお楽しみー!!!
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